“配慮”について考えた

台風が猛威を奮っていますが、皆様のご無事をお祈りしています。
下って、私は無事です。元気に仕事しています。


昨夜、たまたま視覚障がいの方と駅までご一緒したのですが
実際にご一緒して歩調を合わせ誘導してみると
そのご不安はいかばかりだろうと感じます。
渋谷などの人混みは特に、対向して歩いてくる方が寸前でかわすので
ご本人にとっては恐怖に感じる様子、私もヒヤヒヤしました。


ちなみにウェブで調べてみると、誘導するポイントは
・目的地までの道案内についてあらかじめ説明する
・行動に移る前や状況が変わる前には必ず声をかける
など、だそうです。
とにかく「明瞭に声をかけて相談しながら誘導すること」みたいですね。
(私はエスカレーターや階段の方が難関と思い、できるだけスロープのルート
にしようとお薦めしたのですが、むしろ慣れたルートが良いとのこと)


偽善とでも何とでも捉えてもらっても構わないし、自戒を籠めてのことですが
白杖をお持ちの方に、“配慮”してほしい」。
介助の申し出せずとも、対向して歩いていたら早めにかわすとか、したいですね。


道路交通法などの法的保護もある様ですが、そもそもそんな法がなくとも
周囲が配慮してお手伝いする、そんな社会が実現してほしいと願い
何より、かような方を普段から介助している方
そして、雇用する企業に敬意を払います。


そんなことを考える機会を頂いた、ありがたい、そんな嵐の中の一日でした。