“空気”読みすぎな国。 でも。



批難を浴びて精神的にも参ってしまい、退陣する・・・
というのが、どこかの国の総理の慣習となっているようですが
それに限らず昨今は、“空気を読む”とか“ランキング”が横行して
“他人からの評価” を気にし過ぎているような気がします。


私は幕末から明治にかけての歴史が好きで、読書や史跡を訪ねてその当時に想いを馳せるのですが
私が思うにいずれの志士も、現世あるいは後世の評価を知れど、懼れてはいません。
ただただ
『のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば
それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。』  ※「坂の上の雲」より抜粋
だったのではないでしょうか。


新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)



誰しも人に認められたい気持ちはあると思います。
でも、私がオススメするのはそんなことは気にせず
『一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼって』 ゆくような、楽天家になること。
それでも気になるとすれば、自身が大切に想い想われる肉親や伴侶、親友に認められることだけを気にすること。


そして、幸せになればいいのではないでしょうか。