行動は自分の責任、評価は他人の勝手

「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与らず我に関せずと存候。」
(世に出るも出ないも自分の責任、それを誉める貶すは他人がすること
自分はあずかり知らぬことと考えています。)


これは幕末の志士勝海舟が、卑怯ではないかと糾弾された時の返信書状の結びです。
「行動は自分の責任、評価は他人の勝手、褒められようが貶されようが、私は知りません。」
というような意味。
目的、大義がそこにあるならば、他人の評価などいちいち気にすることなど
ないのです。
最近でいうとワイドショーを賑わす某女優さんがそんな感じですね。
あれも周りが勝手に褒めたり貶したりしているだけ。後は本人が責任をとれる言動を
これからも続けていけるかどうか。個人的には潰されないでほしいのですが。。。


私の周囲も心が繊細で気にしぃな方が多いのですが
評価も様々だし流行り廃りも激しい世の中です。
“図々しく” ではなく “図太く” 。
“強引” ではなく “強かに” 。
自分の目的、主義を貫いて、自分 “らしく” 生きていってほしいなと思います。


既に瓦解を始めた幕藩体制に身をおきながら
大局観を以って動乱の “その先” を見据え
江戸市民100万人を救った、かの偉人から
今こそ学ぶことが多いのではないでしょうか。
秋の夜長にそんなことをフト、思ってました。