歴史嫌いを治すには

かなり前のNHKドラマ 真田太平記 を見終わりました。

真田太平記 第壱集 [DVD]

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言葉遣いや衣装などはさすがNHK時代考証に忠実と思われますが
当時の撮影技術なので、迫力はちょっと。。。
でも、草刈正雄さんの “ジッと見つめて目で伝える” 名演が光る作品です。


歴史で思うのですが、私達は日本史と世界史を分けて教わっているので
全体の枠組みや大局観がないまま、ひたすら年号を語呂合わせで覚えただけ。
となって、それで歴史が嫌いな人が多いような気がします。


本当に歴史を理解するなら
まず世界史の枠組み概略を教え、大局観が備わったうえで
そのなかの日本史を少しづつ掘り下げていけば
なぜ、幕末、鎖国を布いていた極東の小さな島国に黒船が訪れたのか
なぜ、戦国時代に異質と思えるキリシタン大名がいたのか、島原の乱が起きたのか
論理的に、よく理解できると思うのです。


最近、歴女とか歴士とか、ちょっとした歴史ブームのようですが
歴史もこういった大局感があったうえに観ると、またちょっと違った見え方が
できて、面白いと思いますよ。