タイトル

映画「あるいは裏切りという名の犬」。
監督の警官時代の実体験を元にした映画で
男と男の壮絶な確執を眈々と描いてます。



この映画の原題は “36 Quai des Orfevres”(オルフェーヴル河岸36番地)。
この邦題タイトルをつけた方のセンスはスゴいと思います。
(さらに同主演、監督作品の次回作邦題は「いずれ絶望という名の闇」・・・)


タイトルで思いますが
タイトルは捻ったり気を衒うだけでなく、まず未だ観ぬ世界を妄想させ
そして体験した後に期待を裏切らないものが結果として “しっくり” くる
というか馴染んで、記憶に刻まれるように思います。


私が好きなのは
前述した歴史小説「軍師二人」、「坂の上の雲」。
手塚治虫作品で最高傑作だと思う「アドルフに告ぐ」。
ジョジョの奇妙な冒険のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」。


優れたタイトル。一瞬で人を魅きつけて離さない
まるで、魔法です。