収益は「存続するための条件」

「収益は、ただ企業存続の条件に過ぎず、目的になってはならない」
とは確かP.F.ドラッカーの言ですが、企業に限らず人生でもつくづくその通りだと思います。


収益を追うことを目的とするなら、楽して儲かる商売は世の中にいくらでも溢れていますし
それは極めて容易です。私も理念と誇りがなかったら、正直そうしています。
BoConceptやCassinaのソファを躊躇なく買えるような生活レベル、まぁ悪くないかも。


でも。
収益だけが目的でそれに囚われると、お金に追われるし、寂しくて悲しいし、何より続きません。


だから収益をあげるのはあくまで「存続するための条件」。けして目的ではありません。
そうしていると、お金は大切ですが、それよりもっともっと大切なことを得ていることに気付けます。
それに気付いて、感謝できること。とっても幸せなことだと思います。
経済的に貧しくとも、清貧。いつも心は豊かでありたいと。


・・・“キレイごと”? そうかもしれませんね。
でも私は誰になんと言われようと、理念と誇りをもって
この世知辛い世の中で そんな“キレイごと”で生き抜こうと思っています。