おもいこみ

仕事で上野にいった際に
小さな画材屋さんで額縁に入った「福澤心訓」書を見つけ
購入しました。


店員さんが、私のことを外国人と勘違いされて
日本人だと説明しているのに、すっかり外国人に話しかけるような口調。。。
 「福澤諭吉って、昔の有名な人なのよ。ワカル?ワカル?」
 「これね、『一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。』って書いてあるのよ。意味ワカル?」
 「あの指揮者の小澤征爾さんの奥さんもロシア人の血をひいているのよ〜」
・・・あの、よく知っているんですが・・・。


面白いもので、一度思い込んでしまうと
その前提で話たり考えてしまうようです。


そういえば、私も結構思い込みが激しくて
かなり昔、アメリカのフロリダディズニーワールド内エプコットセンター日本館でも
日本人従業員の顔をみかけて、懐かしく話しかけてみたら、日系の方で日本語は
殆どできなくてビックリしたことがありました。


既成概念は発想を妨げる、あるいはそれを覆すことでアイディアの宝庫になるともいいます。
「おもいこみ」には気をつけないといけませんね。